飲酒 - 沖縄の文化か?それとも依存症か?

コーヒースノー部

2019年10月16日 20:45

残念ながら、私の嫁いだ先では、

お酒を倒れるまで飲んでも、

お酒が原因でトラブルを起こしても、

しょうがないな、くらいの感覚でした。

「沖縄ではこれが普通だから」

それが義母の口癖でした。


私の中でも

アルコール依存症
=朝から晩までお酒を飲み続け、手は震え、仕事も出来ない状態の人


と思い込んでいました。


でも、夫の飲み方がだんだんひどくなり、

あるとき友人に相談したら

「それってアルコール依存症の手前じゃない?」

と言われたことがきっかけで、いろいろと調べるようになりました。

調べれば調べるほど、夫に当てはまることがたくさんありました。



お酒を飲んでいても、決して幸せそうには見えなかった元夫。

怒りっぽくなったり、体調が悪くなるまで飲んでもまだ、

「沖縄では普通だからさ」

と言い続ける元夫は、ある意味、義両親の被害者のようにも感じました。


離婚したときに、彼に一冊の本を渡しました。

タイトルは「酔うと化け物になる父がつらい」

作者自身が子供の頃、酒癖の悪い父を持ち、そのせいで家族が崩壊した経験をつづった話。


お酒の事を指摘されるのが、大嫌いだった元夫。

でも漫画好きの彼なら、読めるかもしれないと思いました。


―あるアルコール専門外来の医師から

「お酒のせいで人間関係が壊れたことがあるなら治療の対象」

と言われた―

この本の作者があるインタビューの中でそう話していました。


この記事を見たことが、夫の飲酒問題の深刻さを思い知るきっかけでもありました。


元夫は死ぬまで飲酒はやめないでしょう。

それでも、この本を読んで、

ほんの少しでも、何かを感じてくれたらそれでいい。

今でもその気持ちは変わらないです。



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